夫のガンがきっかけで
(MTさん)
2013/9月

 

 

「私の運命(天命)」

 

私は今回、半年間で4クラス(基礎科前期・基礎科後期・本科・自家製酵母パン教室)の授業を受講させて頂きました。

 

玄米菜食と出会っていなかった頃の私は、強度の花粉症で花粉時期には鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・充血そして、必ず咳にも悩まされていました。

以前「花粉症は薬に頼る事でその時期を乗り越える」としか考えていなかった私は、1月から5月頃まで薬を飲み続けたり、お尻に注射を打ったりしての対処。

食事は白米にハンバーグ・とりのから揚げなど動物性中心。チョコレートをはじめ甘い物が大好きで、菓子パンなども(特にチョコチップメロンパン・チョコクロワッサンが大好きでした。)太らない体質(?)を良い事に全然気にせずに食べていました。そして職業病とも言える早食い。食事を共にする主人からいつも「早食いは身体に悪いよ。」と言われていました。今思えば信じられない事を何の疑いもせずにしていたのです。

 

私の主人は約10年前にがんを患いました。幸い転移・再発は見られず摘出手術のみで、3ヶ月に一度CT検査。経過観察をしながら通常通りの生活をしていました。

がん発症から約2年後主人は「がん患者さんのために仕事がしたい。」とNPO法人のがん患者さんを支援する会社へ転職しました。

その会社でがんをはじめ花粉症などに玄米が良いと知り、自宅でも玄米菜食を実践することにしました。(約8年前です。)

何分料理が不得手な私。主人の会社で作られたレシピを見ながら食事を作るものの、どうしてもマンネリ化してしまい「これでいいのかな?」と試行錯誤する日々でした。

 

(玄米菜食を始めてからの食事)

 

 玄米おにぎり 「時間がない」を言い訳に菓子パンも食べていました。

びわ茶または紅茶(お砂糖なしのストレート)

 

昼 職場での給食。カロリー計算はされ比較的薄味でしたが、主食は白米かパン。白砂糖も使用し動物性中心の献立でした。

   そして、特に昼食は早食いでした。麦茶

 

おやつ クッキー プリン ゼリーなど職場で提供された手作りのもの

             職員のお土産菓子

 

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夜 玄米ごはん(時にひよこ豆入り) ズッキーニ・ジャガイモ・にんじんなどの野菜のせいろ蒸し 野菜炒め(油無使用) ゆで野菜 味噌汁

   週に12回の鮭・白身魚などのムニエル 焼き魚 お刺身など びわ茶

    

 油は使用しないため揚げ物はなし。塩もほとんど使用しませんでした。

 

*玄米はフィスラーの圧力鍋を使用して炊いていましたが、比較的固めの炊きあがりで時間がたつとますます固くなってしまいました。主人はお弁当の固めの玄米ごはんを、我慢して食べてくれていた様です。 

 

玄米菜食を始めてからの私は、花粉症で病院へ行く事も薬を飲む事も止め、食事での対処法に変えた事で、花粉症の症状も少しづつ軽くなりましたが、恭子先生と知り会っていないその頃の私は「花粉症の敵は、菓子パン!」とは思っていませんでした・・・。

 

玄米菜食を始めてからの主人も、転移・再発も見られず、CT検査に行く事もなくなり安定した生活を送っていました。

 

私が試行錯誤の食事作りを続けていたある時、書店で購入した「自然食品店ガイドブック」に先生のお教室が掲載されていました。運命の出会いです。

直接先生からお教室の内容について教えて頂きたくてお電話でお話しさせて頂き、案内のFAXも送って頂きました。(今でもそのFAXは手元にあります。)しかし、その時の家庭状況では入会は難しく通う事を断念しました。

その翌年に先生のハッピーのご本が出版され、書店で見つけた時にはすぐに購入しました。その後、以前問い合わせをしただけの私にも出版記念パーティーの案内を送って下さり、覚えていてくれた事を嬉しく思った記憶があります。

 

「ガン患者さんのために」と転職した主人でしたが、全国に支部を作るため

 に泊まりで全国を回る多忙な日々、代表のワンマン、家庭内の不和などで

「これ以上この会社にいたらガンになる。」と判断し、結局3年での退社とな

りました。失うものもありましたが、得るものもたくさんあり主人にとって

は良い経験だった様です。

 

 会社は辞めても玄米菜食は続けました。新しい会社の昼食もお弁当持参。皆、

主人の玄米菜食のお弁当に興味津々だった様で、自信なく作っていた私にとっては大きなプレッシャーでした。

 

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そんな生活を送るうちに、私の年齢も人生の折り返し地点に達し、「何か新しい事を始めたい」と考える様になり、仕事を退職し恭子先生のお教室(H25年の4つの春コース)に半年間通う決心をしました。この時からが本当に先生との運命の出会いです。

 

先生のお教室に通う様になり、我が家の食卓はみるみる変わりました。

  

(教室に通い始めてからの食事)(初日に先生に面談して頂きました。)

    

 朝 梅生番茶

      

 昼 そうめん うどんなど麺類 または 玄米おにぎり 三年番茶

 

おやつ 玄米このはせんべい 白玉あずき 紅茶(お砂糖なしのストレート)

    

 夜 玄米(雑穀)ごはん けんちん汁 野菜の煮しめ 大豆たんぱ          くのから揚げ など先生に教えて頂いたレシピを取り入れていました。 

   週12回の鮭・白身魚などのムニエル 焼き魚 お刺身など。味噌汁 

     *お魚は1/2切れ  三年番茶

 

 そして、なんと言っても我が家の食事で変った事は、玄米ごはんが格段とおいしくなった事です。

フィスラーの圧力鍋を使用しているため「先生に教えて頂いた火加減ではど

うかな?」と思いながらも半信半疑で炊いてみたところ、見違えるほどおいしくなりました。お弁当の玄米も食べやすくなった様です。(「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」16ページ参照)

あと、今まで油はほとんど使っていなかったのですが、普段からどちらかと言うと油ものに胸焼けしやすい主人が先生のレシピの揚げ物を食べても「胸焼けしない。」と喜んでいます。

お弁当を食べ終わった主人から「お弁当がおいしくなったよ。」とよくメー

ルが来る様にもなりました。    

 

(教室に通う様になってからの私の身体の変化)

 

・以前は、便秘・下痢を繰り返す事が多く、ほとんどがコロコロ便だったのが、

毎日ではないもののバナナのような便が出るようになり下痢も少なくなった。

恭子注:大きい便りは、大切な内臓からの「お便り」です。バナナのような快便が出るということは、最高に大事なことです。

 

 

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・体重が約4キロ減少。目元がくぼみ、ほほがこけ気味になり主人も心配する。

先生に相談し食事に変化((現在の食事)参照)をつけた事で、2週間で2

ロ増え、ベストコンディション。また、食べすぎや不調の時に食事を抜く事で

回復が早くなりました。

・花粉症に関しては後で詳しく書きますが、4月からの教室に通いだしてからは

 ほとんど症状が出ませんでした。来年の春が楽しみです。

・この半年間7月に受けた検査で再検査の項目もあったものの、病気知らずで

元気に教室に通う事が出来ました。感謝です。

 

現在主人の体調も朝の梅生番茶はもとより先生の教室に通ってからの食事で、

朝から快調、快便。体重も2キロ減ったもののベスト体重。食べすぎた時にはやはり食事を抜く事で次の日は絶好調。今はベストコンディションだそうです。

 

(花粉症について)    

  

教室に通う前に先生のブログで特に目にとまったのが「花粉症の敵は、菓子パン!」のブログでした。

その事がわかってからは、菓子パンを買う事も、食べる事もなりました。と同時に大好きだったチョコレートもこの半年間食べずに過ごせました。そしてその後、菓子パンをやめてからは花粉症の症状が出ませんでした。

先生のお言葉は本当に偉大だと思います。ますます感謝です。

 

7月に入り初めて人間ドックを受診しました。

結果としては、貧血気味でたんぱく質不足。尿と大腸の再検査をする様に指導を受けました。

その結果を含めて先生に食事について相談したところ、「納豆を毎日食べる事と、他の植物性たんぱく質も多く取り入れて、お魚(お刺身)も食べ、玄米を分つき米に変えてもいいですよ。」とアドバイスを頂きました。主人にとってはがんで出会った玄米。「100%玄米はまだ続けたい。」と言っているので、少しづつ分つき米や麺類なども取りいれ入れながら献立を考えていきたいと思います。

恭子注:教室卒業後に、この大腸の検査の結果が出て、全く、健康状態でした。

 

   (現在の食事)

 

 朝 梅生番茶

 

 昼 そうめん うどんなど麺類 または 玄米おにぎり 納豆1P 三年番茶

 

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おやつ 玄米このはせんべい 白玉あずき 紅茶(お砂糖なしのストレート)

    

夜 玄米(雑穀)ごはん けんちん汁 野菜の煮しめ 大豆たんぱくのから揚げなど先生に教えて頂いたレシピを取り入れています。   

  味噌汁 納豆1P 鮭・白身魚などのムニエル 焼き魚 お刺身など毎日。 

   *お魚は1/2切れを一日一回。

 

今回アドバイス頂いた食事に変えた事で、私の体重は2週間で2キロ増え、ベ

スト体重になりました。

これからも忙しさにかまけることなく、常に努力を重ね続けていく事で、家族と共に楽しく過ごせる食卓を心がけていきたいと思っています。

 

 

この半年間、先生には精神面でも色々な相談にのって頂きました。

10年抱えていた家族に対する思いも先生の「運命」と言うお言葉で「今までの事は私の運命(天命)」と捉えられる様になり楽になりました。

これからも、自分の運命を良くしていける様に精進し、家族を大切にし、そし

て何より自分が健康で・笑顔で・毎日が穏やかに過ごせる様、日々努力してい

きたいと思います。

 

 

私にとって恭子先生と出会えた運命は一生の宝物です。

 

半年間本当にありがとうございました。

 

 

                        H.25 .9.19

 

 


 恭子から一言

とても素直なきれいな心の方でした。
私と面談をした翌日の教室で、驚くように肌がきれいになったお顔になっていてビックリ。
心のつかえ、がとれたようでした。
精神的な面だけで、それも、一日で、お顔がきれいになりました。

毎日のお弁当に対して、ご主人から感想(お礼)がメールでくるくらい仲の良いご家族です。何よりの健康の元です。この健康と仕合せを継続していただきたいと祈っています。